ガチトレーニーが選ぶ!トレーニングギア紹介|トレーニングベルト編

トレーニングベルトを使う目的とは

高重量のトレーニングを安全に、そして最大限の力で行うには、「腹圧をしっかりかける」ことがめちゃくちゃ大事です。

その腹圧をサポートしてくれるのが、トレーニングベルトの役割。
しっかり作られたベルトを正しく使うことで、体幹が安定しやすくなって、ケガのリスクを減らしながら、より重い重量にも挑戦できる状態をつくれます。

たとえばスクワット。重たいバーベルを担いだとき、腹部の内側からぐっと押し返すような力が必要になるんですが、ベルトがあると、その“内側から支える力”をさらに高めてくれるんです。
脊柱(背骨)まわりの安定感が増して、安心してしゃがめる感じ。これ、ほんとに大きいです。

あと、ベルトってただのサポーターじゃなくて、「ここに力入れろよ!」って体に教えてくれる存在でもあるんですよね。
たとえば、軽いバーベルを担いだときより、プレートをつけたバーベルを担いだときのほうが、自然と身体に力が入ると思います。
ベルトもそれと同じで、「腹圧かけるぞ」って意識を引き出してくれる役割があります。

結果的に、ベルトを使ってのトレーニングを積み重ねていくことで、腹筋群の“ギュッと踏ん張る力”も鍛えられていきます。
腹圧を使う感覚が身につけば、より重たい重量を安全に扱えるようになって、トレーニングの質も上がっていきます。

トレーニングベルトの選び方

前の幅と後ろの幅が同じかどうか

現在市場で流通している多くのベルトが、前の幅が小さく、後ろ幅が10㎝~16㎝の形状をしています。これは、動作の時にベルトとお腹がすれて痛みを感じないように調整しているためです。私が最初に使ったベルトもこのタイプのものでしたし、そういう製品を作ったこともありますが、これはベルトの本来の目的からは少し外れていたようです。
ベルトが正しく機能するためには、ベルトを巻く外周全体に正しく作用しなければなりません。また、肋骨と股関節の間に巻けるベルトの幅はほとんどの人が10㎝程度で、身長が低いはもっと短いものが適応ということになります。

ベルトの厚み

高重量を扱うなら、ぶ厚めのスエード生地のものを選べば気持ちよくスクワットで高重量を扱うことができます。なおパワーリフティングの試合に出るなら、 幅10cm、厚さ13mm以上のものは選べません。
持ち運びに適したナイロン製でもいいと思いますが、170キロを超えるような高重量になるとやはり差が出てきますので、種目によって使い分けても良いかと思います。
スエード生地のものを選ぶ際の注意点としては、馴染むまでに1~2ヶ月ヶ月程度の時間がかかること、服に色移りがしやすいことです。

🔷番外編 ベルトは締めすぎない方がいい!

おすすめのトレーニングベルト紹介

高重量を目的としてするなら、やはりSBDのレバーアクションベルトになるかと思います。私もこれを使っていますが、値段が2025年4月現在で43,800円と気軽に手が出せない値段まで値上がりしております。お金に余裕のある方や、パワーリフティングの大会に出ない人は、無理にこれを買う必要はないかと思います。
https://www.sbdapparel.jp/products/detail.php?product_id=119

以下のものでも充分すぎるほどの腹圧を体感できるかと思いますので、紹介させていただきます。またレバーアクションはSBDが特許をとっているので、以下のパワーベルトは自分でネジで固定しないといけないタイプになりますので、その点ご了承ください。

P.L.Collegeパワーベルト

まずは、リストラップ編でもご紹介した P.L.College(パワーリフティングカレッジ) さんのパワーベルト。

YouTube登録者10万人を超える人気チャンネルを運営し、メンバーの“うっしー”こと牛山さんは、世界3位の実力者。そんな本格派チームが手がけるベルトは、牛革100%使用で、耐久性・腹圧のかけやすさともに◎。

規格も、ルール内で最大値となる幅10cm/厚さ13mm以上をしっかり守っており、日本国内の公式大会でも使用可能です。

さらに、パワーベルトだけでなく、リストラップやニースリーブなどもラインナップ。中間業者を挟まず、集客もYouTube中心で広告コストを抑えており、
「高品質なギアを手頃な価格で届け、パワーリフティングの楽しさを広めたい」
という想いがこもったブランドです。

価格も比較的リーズナブルで、高重量を扱いたい方には非常におすすめ。パワーリフティングに興味がある方はもちろん、「重たいものを挙げてみたい!」という男子にはぴったりなアイテムです。
https://www.amazon.co.jp/P-L-College-P-L-College%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88-%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96%E9%96%8B%E7%99%BA-%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88-M/dp/B0F53HGKQP?ref_=ast_sto_dp&th=1&psc=1

このショップで、一式そろえるのもアリかもしれません👇
👉 P.L.College 公式Amazonストアはこちら

https://www.youtube.com/watch?v=LBUIsfNEhXM&t=120s

RDX パワーベルト 

RDXのパワーベルトです。素材は、P.L.Collegeパワーベルトと同じ牛革を使用しておりますが、値段は10980円とお買い得です。幅10cm/厚さ10mmと厚さのみ3㎜劣りますが、充分な厚さです。
https://www.amazon.co.jp/RDX-USPA%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E3%80%91-%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/B0C85C97P1/ref=zg_bs_g_344927011_d_sccl_8/358-8580865-9698918?th=1&psc=1

VOLIX(ヴォリックス) パワーベルト

VOLIX(ヴォリックス)さんからもパワーベルトが出ているようです。赤色のロゴがかっこいいですね!少し話が飛びますが、私はトレーニング用品は、赤色を選ぶようにしています。それは、単純にテンションが上がるから!普段着では使えない色をトレーニングの際にあえて選ぶのも、良い選択だと思います。

https://www.amazon.co.jp/VOLIX-%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88-%E3%80%90%E5%BE%85%E3%81%A1%E6%99%82%E9%96%930%E7%A7%92%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%E7%9D%80%E8%84%B1%E3%80%91%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88-M%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA69-96cm-1-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B0CLDYPTGH/ref=zg_bs_g_344927011_d_sccl_37/358-8580865-9698918?th=1&psc=1

AZLIV パワーベルト

こちらはマイクロファイバー素材で、痛みが出にくいです。臭いはけっこうあるようなので、1日外干ししたり、数か月は我慢するなど、対応が必要なようです。デザインはカッコよくて、テンションが上がりますね!化粧箱もカッコよくプレゼントには◎。汗移りしないのも、うれしいポイントですね。

https://www.amazon.co.jp/AZLIV-%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88-Standard-%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88/dp/B0CQQT3JHV/ref=zg_bs_g_344927011_d_sccl_9/358-8580865-9698918?th=1&psc=1

RDX ナイロンベルト

最後にナイロンベルトをご紹介いたします。
こちらも前後同じ10㎝幅で作られているので、腹圧をかけれる設計です。
オートロックシステムを採用しており、トレーニング中に緩む心配もなく、安心してトレーニングができます。
ナイロンベルトのいい点は、微調整ができることですね。
もちろんパワーベルトや革製品に比べてホールド力は落ちますが、BIG3を高重量でしないのであれば、むしろ使いやすくていいですね。
私はルーマニアンデットリフトやブルガリアンスクワットで腰に疲労を感じる際に、ナイロンタイプを使います。
持ち運びしやすく、旅行や仕事先に持って行きやすいのも◎ですね!https://www.amazon.co.jp/RDX-%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88-WBS-RX1-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9-%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/B093WT71HY/ref=zg_bs_g_344927011_d_sccl_40/358-8580865-9698918?th=1&psc=1

総括

最後に、トレーニングベルトについて選び方やおすすめ製品を紹介してきました。
前後で幅が異なるベルトは、今回あまりおすすめしないとお伝えしましたが、必ずしもそれが悪いというわけではありません。
高重量を扱わない方であれば、自分がトレーニングしやすいと感じるものを選ぶのが一番です。

ただし、1,000円台の安価な革ベルトだけは要注意。
私自身、半年ほど使っていたものがトレーニング中に破れてしまった経験があります。汗が染みていたのもありますが、突然の破損には本当に驚きました…。

ベルトはあくまでサポートアイテム。ベルトを信用して、デットリフトを腰を丸めた状態でしてはいけません。
正しいフォームと合わせて、安全にトレーニングを楽しんでくださいね!

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